インタビュー/福本純也ジャズ、ラテン、ブルースピアノ教室

福本純也ジャズ、ラテン、ブルースピアノ教室 福本 純也 講師

福本純也ジャズ、ラテン、ブルースピアノ教室福本 純也 講師

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

初めてピアノに触れたのは小学生の頃のことです。近所のおばさんが周辺の住民に向けてちょっとしたピアノ教室のようなものをやってらして、そこで初めてピアノに触れました。当時は外で遊ぶことに夢中で、ピアノは両親に言われて仕方なくという感じでしたけどね(笑)。高校生になってからはギターを始めました。何処にでもいるロックが好きな普通の高校生が再びピアノに触れるようになったのは、大学進学を意識してからです。バンドをやっていて自分で曲を作ろうと思ったのですが、どうやれば作れるのか皆目わからなくて。それで音大に進んで作曲を学んでみたいと思ったんです。
洗足学園音楽大学作曲科に進もうと決めたのですが、その入学試験の課題にはピアノがありましたから、ピアノのレッスンを本格的に始めたわけです。

大学時代はクラシック一辺倒だったのですが、それがジャズに変化したのは卒業してからです。
音楽以外の道は考えられませんでしたが、いざ仕事を探す段階になってみるとクラシックの作曲ではなかなか厳しい現実がありまして(苦笑)。少し幅を広げる必要があると思いジャズを聴き始めたんです。

24歳の時にアメリカに渡ってバークリー音楽院パフォーマンス科に入学しました。
最初にピアノを弾いて、段階別にクラスを分けられるんです。最高位である8から1までのクラスがあったのですが、私はそのなかで3に振り分けられました。
1は何も出来ないし何も知らないという評価。2は1とあまり変わりはないけれど多少楽器を知ってる。3はそのちょっと上で…。
ジャズに関しての基礎知識を得て、あちらに行ったつもりだったのですが、弾けるか弾けないかというとやはり弾けてなかったということで(苦笑)。授業についていく為に必死で練習をしましたね。

卒業後はアメリカで演奏活動や友人のアルバム制作に携わっていました。色々なバンドに参加していましたが、ジャズに加えてブラジル系のバンドが1番多かったですね。
日本に帰ってきたのが2010年の8月になります。

教室についてお聞かせください。

ジャズの本を買ったけど挫折した。ジャズを弾くのに何からやればよいかわからない。ましてアドリブと言われても何のことやら…。ジャズに興味はあるけど触れたことがないという方から上級者の方まで幅広く指導を承っています。また、ジャズ喫茶に通われていた経験をお持ちの世代の方々やラテン音楽を詳しく知りたい、こんなのを弾いてみたいという方も大歓迎です。
興味があれば年齢は関係ありません。クラシックの譜面をただ弾いているだけでつまらなそうにしているお子さんも、即興演奏という自由が与えられたらピアノを弾くのが楽しくなるかもしれませんので。(笑)

『ジャズピアノ』についてお聞かせください。

よくクラッシックピアノとよく比較されますが、ジャズとクラシックでは方向性が全く異なるんです。私のイメージだとクラッシックはより肉体的な要素を求められるもの。譜面を見ながら指を自在に操っていく能力ですね。ジャズは基本的に譜面を使わないので、その分、頭の中で情報を処理しながら弾くスキルが求められます。
ジャズというと即興演奏。思うままに演奏しているイメージをお持ちの方も多いと思うのですが、実際はそうではないんです。ジャズを演奏するにはまず基本的な音楽知識がないと何もやりようがないんです。
僕の見解ですがジャズはパズルに似ています。理論的に考えて、そこから答えを得るという部分が似通っているんですね。理論的な可能性を知り、その理論に則って選択肢の中から音を選んでいく。理論を理解していれば少なくとも間違った音を選ぶことはなくなります。音楽知識をしっかりと押さえた上での即興演奏なんです。
そのまま、感覚だけで弾ける人なんてなかなかいないんです。

ジャズを教えてみたいと思われた理由をお聞かせください。

普段J-POPは聴きませんが、自然と耳に入ってくるものですから、そうした時に感じるのは以前に比べてポップスの水準が下がっているということです。例えば音楽の使える範囲がこれだけあるとすると(両手を広げた長さ)、今のJ-POPはこれだけ(ひとつまみ)しか使っていないと思うんです。具体的に言えばハーモニーのチョイスやリズムのチョイスですね。
小さい幅のものを聴き続けているとそこからはみ出すことは容易ではなくなってくる。その幅だけでしかイメージが出来なくなってくると思うんです。
ポップスに関しては理論抜きで作ったほうが良いという側面もあるのですが、そうだとしても、いままで聴いてきた耳に入ってきた音楽がその幅でしかないのであれば、そこから紡ぎだすであろう音楽も小さくなってしまうと思うんです。
私がジャズを教えることで、音楽的な幅や感受性を少しでも広げることが出来ればと思っています。少しずつ変わっていけるようにお役に立てればいいですね。

最後に地域の方々へメッセージをお願いします。

生徒さんには音楽の仕組みや理論を知ることで音楽の可能性を探れるようになっていただきたいという私の希望があります。自分の好きな音を探る。自分で音楽を創り出すことの楽しさを知っていただきたいと思っていますので、是非、ご興味のある方は当教室に足を運んでいただければと思っています。
定期の演奏活動もおこなっていますが、ご希望があれば結婚式等での演奏も承っております。どうぞお気軽にお問い合わせください。

※上記記事は2010.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

福本純也ジャズ、ラテン、ブルースピアノ教室 福本 純也 講師

福本純也ジャズ、ラテン、ブルースピアノ教室 JUNYA FUKUMOTO

福本純也ジャズ、ラテン、ブルースピアノ教室 福本 純也 講師 JUNYA FUKUMOTO

  • 愛読書・本: 火の鳥
  • 好きな映画: オールド・ボーイ
  • 好きな言葉・座右の銘: なるようになる
  • 好きなアーティスト: キース・ジャレット
  • 好きな場所: ピアノの前
  • 生年月日: 1980年4月12日
  • 出身地: 神奈川県
  • 血液型: A型
  • 趣味・特技: サッカー

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