雨宮 真美 施設長(メロディ 宮崎台園)のインタビュー

メロディ 宮崎台園 雨宮 真美 施設長

メロディ 宮崎台園 雨宮 真美 施設長 MAMI AMEMIYA

宮崎台駅からほど近くに2017年に開園した英語と日本語の保育園(東急田園都市線「宮崎台駅」からすぐ)。

我が子を持ったことで保育の見方が変化

ずっとピアノをやってきてたんですね。保育科を卒業して実際に施設で働きだしてからも、やはりピアノへの想いを絶ちがたく、音楽教室で仕事を始めました。その後、結婚・出産を経て、子育てから手が離れるようになり、以前の経験を生かす形で再び保育の現場に帰ってきたのです。戻ってきますと、以前とは子供への見方が変わっていました。自分自身が子供を持ったことも影響したのでしょう、子ども達に接していられる時間がかけがえのないものと感じるようになっていたのです。

『メロディ宮崎台園』は2017年に開園いたしました。この春でちょうど5年目を迎えることになるのですが、その1年目から施設長という形で携わらせていただいています。

「英語と日本語の保育園」として

「英語と日本語の保育園」ということが施設の大きな特徴となっており、外国人のスタッフが英語で子ども達に話しかけていきます。英語のお教室の時間が週に1回、という感じではなく、外国人のスタッフも保育士の1人として勤務していますので、常に英語に触れられる環境にあります。4年、5年と一緒に暮らしてきた子ども達は、発音なども本当に素晴らしくなっています。自慢にはなりませんけども、私などは英語ができないんですね(苦笑)。子ども達は私の方を向いて日本語で話し、外国人のスタッフの方を向いて英語で話し、という感じで、見てるこっちの方がビックリしています(笑)。

1つでも夢中になれるものを一緒に探していく

スイミングは溝の口にあるプールまでバスの送迎があります。保育園の活動の一環としてスイミングがあることで、保護者の方々にも好評をいただいています。アクティビティとしてはそのほかに、サッカー、フラダンス、イングリッシュ・アートと盛りだくさんです。イングリッシュ・アートではシュタイナー教育を取り入れ、絵本や歌、ダンス、クラフト制作などで心を解放し、自己実現できるアートを英語で展開していきます。この中から1つでも子ども達が夢中になれるものが見つかり、毎日の登園が楽しくなってくれればと思っています。

 

子ども達の安全を第一に

長く一緒におりますと、子ども達の「好き」がわかっていくものなんです。この絵本にはあまり興味がないけど、この絵本は大好き、ですとか。子供の興味の対象は本当に様々で、成長発達も1人ひとり違いますから、注意深く見ていきながら興味のタネを育んでいければと思っています。

毎日のように、外の空気を吸いに散歩に出かけます。やはり外に行くと、子ども達は生き生きしてきますね。また普段は年齢別に階が区切られているのですが、タイミングを見て階を交換することもあります。お部屋が替わることで気分転換になるんですよね。

保育をおこなう上で色々と気を配ることはあるわけですけども、何より大事なことは、朝登園したらそのままの形でお家にお返しするということ。大事なお子さんをお預かりしているわけですから、危険がないよう、怪我をすることがないようにすることが基本中の基本です。英語も大事ですけども、安全・安心を第一に保育に取り組んでいます。

 

地域の皆さまへメッセージ

定員が約40名ほどですから、小規模というわけではないのですが、どちらかといえば園の雰囲気は家庭的と言えるかもしれません。私たちがご家庭の中に立ち入るようなことはありませんけれど、お家での困りごとをお聞きすることもあります。それも皆さんが私たちを身近な存在と認識していただいているからこそかもしれません。大事なお子様をお預かりしているという大きな責任を全うしながら、地域の皆さまから信頼を受ける園になっていければと思っております。

※上記記事は2021年1月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。

メロディ 宮崎台園 雨宮 真美 施設長

メロディ 宮崎台園雨宮 真美 施設長 MAMI AMEMIYA

メロディ 宮崎台園 雨宮 真美 施設長 MAMI AMEMIYA

  • 出身地: 北海道
  • 趣味・特技: ピアノ
  • 好きな本: 「手記はどなたが書いたものであっても読みます」
  • 好きな映画: 『羊と鋼の森』
  • 座右の銘: 「正直は一生の宝」
  • 好きな音楽: クラシック
  • 好きな観光地: 京都

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