朝倉 悠希(キッズベースキャンプ宮前平)のインタビュー

キッズベースキャンプ宮前平 朝倉 悠希

キッズベースキャンプ宮前平 朝倉 悠希 YUKI ASAKURA

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

やはり子どもが好きなので。子どもは、大人と違って不器用なところもありますが、宝石の原石のような輝きを秘めた存在です。そこに魅力を感じます。そして、私がその原石を少しでも磨くことが出来ればと考えています。私自身も両親が共働きだったので、小学生時代は学童保育に通っていました。いわゆる鍵っ子で、学童保育から帰っても両親が帰るまで一人の時間を過ごすこともありました。そんな経験をしてきたので、放課後に子どもたちが楽しく過ごせるキッズベースキャンプ(以下KBC)にはとても魅力を感じました。自分が思わず行きたくなってしまったほど(笑)。

民間の学童保育としてのキッズベースキャンプの特色を教えてください。

民間の学童保育ならではの手厚いサービスが特徴です。共働きのご両親は「小一の壁」という言葉をご存じだと思います。保育園に比べて公営(川崎市)の学童保育は保育時間が短いため、保護者の方の仕事が制約を受ける問題です。KBCでは最大で午後10時まで保育時間を延長することができ、そうした不安を解消しています。
キッズミール(食事)の提供も特徴です。午後7時以降のお預かりの場合の夕食や、夏休みなど長期休みにお預かりする場合の昼食をご希望により提供しています(要予約、別料金)。共働きのご両親にとってお弁当作りは大きな負担ですが、だからといって毎日コンビニおにぎりやパンばかりというのは考えもの。育ち盛りの子どもたちのことを考えた栄養バランスの取れた食事を与えたいものです。
また、お子さまの入退室をリアルタイムにEメールでお知らせする「入退室管理システム」も導入しています。ご希望に応じて車による送迎も可能です。ただ、KBC宮前平は駅のすぐ前ですので、仕事帰りに直接お迎えに来る保護者の方が多いのですね。
それともうひとつ、KBCではキッズコーチを、ニックネームで呼ぶ習慣があります。私は「ゆってぃ」。誰からも気さくに声を掛けてほしいという思いからです。子どもたちと信頼関係を築くうえで欠かせないことなのです。

一日の活動内容や、どのようなプログラムがあるのか教えてください。

学校が終わってKBCに子どもがやってくると、まず取り組むのは宿題です。全員お約束の学習タイムです。学習タイムが終わると各自思い思いに時間を過ごしますが、おやつの前には全員で遊べる全体遊びも取り入れています。その後は公園に遊びに行ったり、イベントに興じたり、子どもたちが楽しく過ごせるように工夫しています。帰りの前にはお掃除にも取り組みます。最後は、キッズミーティングです。今日楽しかったことなどを発表して一日を振り返ります。学校と大きく違うのは、下級生から上級生まで一緒に過ごすこと。異学年との交流を通じて子どもたちは成長していきます。公営の学童保育との大きな違いは、年間を通じて充実したプログラムを提供していることでしょう。KBCでは学校や塾では教えないコミュニケーション能力、マナーや社会性を身に付けることができるほか、スポーツ大会やサマーキャンプなど大型イベントも開催しています。外国人講師を招き、英語をはじめとした国際的な言語を知ることで子どもたちに多様な文化に親しんでもらう取り組みも行っています。
KBC宮前平の独自の取り組みとして、今年は月1回の夜イベント「食の世界ツアー」を行っています。世界各地の食べ物を通じて、その国の文化を学ぶイベントです。ときには子どもにとって知らない国の普段あまり口にしない食べ物もあったりして、とても盛り上がりますね。こうしたイベントを行うことで、夜遅くまで残っている子どもたちにも楽しく過ごしてもらえる工夫をしています。

お子さまの安心・安全確保についてはどのようにお考えですか?

KBC宮前平では1日平均35~40人のお子さまをお預かりしています。保育園と違って活動量の多い小学生をお預かりするため、安心&安全にはとても気を使っています。KBCでは10人に対してコーチ1人です。そのコーチもただ子どもを見ているわけではなく、必ず子どもたちを視野に入れた配置になるよう常に配慮しています。施設の安全面では床にコルクボードを敷いたり、地震で棚が倒れないようにしっかり固定、コーナーにはクッションを入れて大きなケガにならないよう配慮しています。毎月一回ミニイベントとして避難訓練も実施していますが、これは子どもたちのみならず、私たちコーチやスタッフにとっての訓練でもあります。
また、食物アレルギーにも対応しています。食事を提供する際には必ずコーチ2人以上でチェックするなど万全を期しています。病院への付き添いも私たちの大切な仕事の一つです。万が一に備えてコーチは全員、救急救命士の資格保持者です。

地域の皆様にPR・メッセージをお願いします。

KBC宮前平は、共働きのご家庭だけでなく専業主婦のお母様方からも好評いただいています。習い事感覚で週1回やってくるお子さまもいらっしゃいます。コースは週1日から5日まで選べます。学校のある月は週3日で、夏休みだけ週5日に増やすといったように、ご家庭の事情に合わせてフレキシブルに利用できます。お仕事で遅くなるときはもちろんですが、ときにはご両親お二人で食事を楽しみたいときだってありますよね。スポットでの利用も可能ですので、気軽に預けてほしいです。初めての学童保育に不安に感じるお子さまもいますが、ご安心ください。引っ込み思案のお子さまでも、お迎えのときには必ず笑顔でお返しします。自然に遊びの輪の中に入っていけるようコーチがうまく誘導します。最初は嫌がっていた、お子さまが、迎えに来た時には「もう迎えに来たの!?」というケースがほとんどです。KBC宮前平の子どもたちは素直でいい子ばかりです。学年が違ってもお互いを尊重し合えるいい関係を築いています。

※上記記事は2012.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

キッズベースキャンプ宮前平 朝倉 悠希

キッズベースキャンプ宮前平朝倉 悠希 YUKI ASAKURA

キッズベースキャンプ宮前平 朝倉 悠希 YUKI ASAKURA

  • 好きな本・愛読書: 絵本(世界がもし100人の村だったら)
  • 好きな映画: エヴァンゲリオン
  • 好きな言葉・座右の銘: なせばなる、なんとかなる
  • 好きな音楽・アーティスト: 洋楽全般(Rihannaなど)
  • 好きな場所・観光地: 眺めのいい高い場所
  • 生年月日: 1986年8月12日
  • 出身地: 福井県
  • 血液型: A型
  • 趣味・特技: インラインホッケー

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