インタビュー/阿部歯科医院

阿部歯科医院 阿部 哲也 院長

阿部歯科医院 阿部 哲也 院長 TETSUYA ABE

新潟大学歯学部を卒業後、インプラント治療のスペシャリストと言える恩師のもとで研鑽を積む。5年にわたってスキルを磨き、宮前区神木本町に開業。

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

小さい頃から家族ぐるみで通っていた歯医者の先生に「歯医者になってみない?」と仰っていただいたのが最初のきっかけになります。歯科医師としてお恥ずかしい話でもあるのですが(苦笑)、私は小さい頃は歯が悪くて、治療を受けた経験を人一倍持っているんです。痛い思いをそれなりにしてきていて・・・だからこそ、その経験を踏まえた歯医者さんになりたいと考えたことが原点になりますね。
新潟大学歯学部を卒業後、インプラント治療で著名な開業医で5年間勤務したのち、2004年に『阿部歯科医院』を開院しました。

診療の際に心がけていることをお聞かせください。

大部分の患者さんはこの近辺にお住まいの方です。最近はインターネットでホームページをご覧になり、野川や宮崎台とか、遠くからわざわざ足を運んでくださる方も多くいらっしゃいます。私が以前勤務していた歯科医院は一日に250人くらいの患者さんが来られていました。その方々を私を含めた複数のドクターが診ていたわけですが、そうした体制ではどうしてもお一人お一人の患者さんと向き合う時間は限られてきます。
お一人お一人の患者さんとゆっくりお話を交わしながら丁寧な治療を心掛けています。患者さんとの確かな信頼関係を築いていくというのが私の診療に於ける基本方針となっています。
お子さんからご年配の方まで、地域の皆様のお口の健康のお役に立つべく力を尽くしていきたいと思っています。

インプラントとエステティックデンチャーについて、また、日頃のお口のケアの重要性についてお聞かせください。

虫歯や歯周病等の疾患を治療するというのが歯科医師が為すことの第一義となりますが、それを踏まえた上で患者さんのQOL(生活の質)を高めるということもまた考えなければならないことだと思っています。歯が抜けてしまった後の治療法を例にしますと、一昔前ですと、入れ歯かブリッジ(両端の歯を削ってなくなった歯の部分に橋をかける)しか治療法はありませんでした。しかも奥歯がなくなってしまうと固定式のブリッジはできませんでした。いわゆる保険の入れ歯ではバネが見えることでどうしても審美的な要素を欠くことがあります。それによって外に出掛けたりするのが億劫になってしまっては勿体ないことだと思うんです。
当院ではインプラント(人工歯根)や審美的に優れているエステティックデンチャーをご用意しています。エステティックデンチャーは金属のバネを使用せず、装着感も優れた新しい入れ歯です。インプラントと並行し、患者さんの様々なニーズに適した治療をおこなっていきたいと思っています。

日頃のケアが重要ということでは入れ歯に限った話ではありません。ご自分の歯を長く保たせるためには毎日のお手入れをしっかりとおこなっていただくことが肝心です。また、歯石にしろ茶渋や煙草のヤニにしろ、そうした汚れを歯ブラシだけで落とすことは難しいものがあります。定期的に歯科医院にお越しいただき、プロフェッショナルケアを受けていただくことの意味がそこにあります。
川崎市では歯科医師と協力して40歳、50歳、60歳、70歳といった節目の年に歯周疾患検診という機会を設けてあります。こうした機会が歯科医院を訪れる動機になっていただければ幸いに思います。しかし、出来れば年に2~3回を目処に歯科医院を訪れる習慣を付けていただきたいですね。10年、20年先を考えればその習慣がお口の健康を維持することに大きく役立ってくると思います。

院長先生の考える小児歯科治療についてお聞かせください。

1年間、定期的に当院に通ってくれていたお子さんがいました。最初のうちは騒いで泣くばかりで、治療をする以前の段階にありました。そんな子が日が経つにつれて少しずつコミュニケーションがとれるようになり、無事全ての治療を終えることが出来たんです。最後の日に笑って帰ってくれたのは非常に嬉しく、いまも心に残っています。当院ではお子さんを治療する際、緊急を要する治療以外押さえつけたり、無理矢理に治療をおこなうことはなるべくしないように心掛けています。治療を優先した結果、怖い思いをして、それが後々まで残ってしまうことを憂慮する上でのことです。
ご両親はもちろんお子様本人に信頼して任せてもらえるようになるまで、辛抱強く、粘り強く治療に当たる姿勢が小児歯科では最も求められる姿勢なのではないかと考えています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願い致します。

私は川崎市から歯科医師会に事業として委託されている介護予防事業のお手伝いをさせていただいています。肺や気管支に誤って食べ物や唾液が入り、それが原因で起こる肺炎を誤嚥性肺炎と言います。肺炎で亡くなられる方1年間で約11万人の実に7割がこの誤嚥性肺炎なんですね。
誤嚥性肺炎はお口の中をきれいにし食べ物を飲み込む方法を工夫したり、唾液を多く出す体操を事前におこなうことである程度防ぐことが可能です。また、お口のまわりの筋肉(表情筋や咀嚼筋)は普段から動かすことを意識することで衰えを防ぐことにもつながります。
介護予防事業のみならず、通常の診療においてもこうしたお話をさせていただくようにしています。

治療のみならず、日頃の生活習慣などで気をつけていただくこともできるだけお話し「来て良かった」と思っていただけるように、また歯医者=怖いというイメージを持たれてる方は少なくないと思いますが、なるべくお気軽にお立ち寄りいただけるように心がけています。足を運んでいただいた全ての方に笑顔でお帰りいただけるようにしていきたいですね。

※上記記事は2012.4に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

阿部歯科医院 阿部 哲也 院長

阿部歯科医院阿部 哲也 院長 TETSUYA ABE

阿部歯科医院 阿部 哲也 院長 TETSUYA ABE

  • 出身地: 神奈川県
  • 趣味・特技: ドライブ、食べ歩き
  • 好きな本・愛読書: 西村京太郎
  • 好きな映画: アルマゲドン
  • 好きな言葉・座右の銘: 七転び八起き
  • 好きな音楽・アーティスト: B'z
  • 好きな場所・観光地: 新潟

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