里村 俊彰 院長(里村整形外科)のインタビュー

里村整形外科 里村 俊彰 院長

里村整形外科 里村 俊彰 院長 TOSHIAKI SATOMURA

この道を志したきっかけや現在に至るまでの経緯をお聞かせください。

私の家系は医師が多く、父も内科医、兄弟もみんな医師なんです。ですから、幼い頃から誰に言われるでもなく医師になるのが当たり前と言う環境で育ちました。ただ、船が好きだったので船舶の道へ・・・なんて考えていた時期もありましたが、その道は憧れにとどめておき、将来を真剣に考え始める頃には自然と医師になることを決意していました。昔からスポーツが好きだった為、スポーツと関わり合いのもてる整形外科という道を選び、大学卒業後は大学に10数年残り、経験を積み、その後は浦和レッズのチームドクターを約4年間担当していました。試合の時は常にベンチ入りし、合宿等にも付き添いますので、かなりハードな仕事だったんです(笑)。ハードな分やり甲斐もありましたので、そのまま続けていきたい気持ちもありましたが、開院を決意した際に、両立は難しいと判断したんです。しかし、その時の経験は今もいかされていると思っています。
整形外科を選択したもう一つの理由に「これからの高齢化社会に備えて」という気持ちも強かったんです。この地域には高齢者の方も多く、地域医療の向上に貢献していけるのではと、この地の開院を決意しました。この街の方々の暖かさに触れながら、当院スタッフ一同日々頑張っています。

院長先生が診療の際に心がけていることをお聞かせ下さい。

やはり患者様の話、訴えを良く聞くということは常に心がけています。外傷以外、目に見えない部分に関しては、とにかく患者様の話をしっかりと聞くようにしています。私たちが今後の治療方法をじっくり話すことで、患者様も納得のいく治療をお受けいただけるかと思います。リハビリテーションに関しても、コミュニケーションを通して、色々な方法を提案していくことができますからね。患者様と医師の関係も、コミュニケーションなしではいい信頼関係は築いていけないということです。

里村整形外科さんの特徴についてお聞かせ下さい。

当院には国家資格を有する理学療法士が常に在中していますので、患者様にはいつでも安心して診療やリハビリなどを受けていただけるかと思います。また、物理療法機器も揃っていますので医師の指示のもと適切な治療、リハビリを進めていくことができます。 リハビリテーションは様々な症状をお持ちの方々に対し、可能な限り回復治癒させ、身体的、精神的、社会的にできる限り自立した生活を送れるようにするためのものです。しかし、医療情勢の変化から、入院期間などが短縮され手術後のリハビリが、十分とは言い難いのが現状です。
当院では、そういった患者様にも安心してリハビリしていただけるよう、理学療法士をはじめとするスタッフ一同が連携して、適切な治療方法や目標を設定していますので、最善のリハビリを受けていただく体制が整っています。

里村整形外科さんの今後の展望についてお聞かせ下さい。

高齢化が進んでいる今の時代に合わせて対応していかなければと考えています。この問題は医療と切り離せない問題なので、色々な策を検討しているところです。例えば足が不自由な方の場合、ご自身の足で歩くことが出来なくなると、様々な支障が出て来ることになります。そうした方々が一日でも長くご自身の足で歩くことが出来るように、診療やリハビリにもより一層力を入れ、連携のとれた体制づくりは引き続き維持していかなければと思っています。
先々には、高齢化社会に合わせた様々な対応も検討していきたいと考えています。

最後に地域の皆様にメッセージをお願いします。

当院では、まずしっかりとお話を伺った上で様々な治療方法を提案させて頂いております。医師・スタッフ一同、地域に密着した整形外科を目指していますので、小さなことでも気になることがあれば何でもお気軽にご相談下さい。
※上記記事は2012.9に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

里村整形外科 里村 俊彰 院長

里村整形外科里村 俊彰 院長 TOSHIAKI SATOMURA

里村整形外科 里村 俊彰 院長 TOSHIAKI SATOMURA

  • 好きな本・愛読書: 時代小説(上田秀人)
  • 好きな映画: グラン・トリノ
  • 好きな言葉・座右の銘: 不動心
  • 好きな音楽: ジャズ
  • 好きな場所・観光地: ニューヨーク
  • 生年月日: 1954年8月11日
  • 出身地: 埼玉県
  • 血液型: O型
  • 趣味・特技: 映画鑑賞

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