インタビュー/いしだ内科外科クリニック

いしだ内科外科クリニック 石田 孝雄 院長

いしだ内科外科クリニック石田 孝雄 院長

CAREER

東京医科歯科大学医学部を卒業後、外科医として幅広い症例に携わり、スキルを磨く。35年にわたって経験を重ねた後、愛着のある地域に開業。

この道に至るきっかけと、これまでの経緯をお聞かせください。

私は実は、京都の大学の工学部におりました。そこで航空力学を学び、飛行機の設計に進むことを夢見ていたのです。ところが、折しも時代は、石油ショックの影響がまだまだ生々しい頃。「日本はもはや、そうした世界で生きていけないのでは…」と思わざるをえませんでした。 そこで、医学部に進むと言いますと、両親には当然のことながら反対されました。「せっかく大学に入ってるのに…」とね。でもそこは、我を通させてもらい、今に至る道に入ったということなのです。 東京医科歯科大学を卒業後は、一貫して外科畑を歩んできました。当時の私としては、「医者と言えば外科」でして、他に思いつかなかったのです。
35年の外科医人生の中で、手術の件数は延べ1万例を越えたというところでしょうか。消化器外科、血管外科を中心に、来る日も来る日も手術という状況でした。『蓮田病院』に院長として赴任したのは、その外科人生に一区切りを付けるともに、それまでの経験を活かして総合診療医として最後のご奉公という意味合いもありました。「ここで終えるのもまた…」とは考えていたものの、いかんせん、遠すぎたのです(苦笑)。私は自宅がこの辺りでしたから、やがて、「自分の近くに住む患者さんを診ていきたい」という思いが募ってきました。『いしだ内科外科クリニック』は、そうした経緯の中、本年(2014年)の6月に開院を迎えたクリニックということになります。

患者さんはどのような方が?また、『いしだ内科外科クリニック』の診療方針を教えてください。

お怪我をされた方ももちろんいらっしゃいますし、皮膚科に内科、実に様々ということになります。診療方針と呼べるかどうか、私は、「困ったらいらしてください」というスタンスをとっています。まずは私が診て、可能なものならこちらで、より高度な医療が適当と判断したなら大きな病院にご紹介するという形です。 今は細かく専門に分かれていますが、時にそれが行き過ぎているように私は思うのです。大学に行っても、呼吸器の疾患はここで、心臓はまた別のところへ、ということもままある。それはちょっと違うんではないかと私は思うのです。医師であり、開業医であるからには、まずすべてを診ないといけない。診てから、しかるべき判断をするということが正しいあり方と思っています。幸いなことに私は、大学から来る研修医を教える立場に長らくいましたので、「病気を診る」守備範囲ということには、いささかの自負を持っています。その経験がお役に立てたらと思う次第です。
それからまた、手術をたくさん手掛けてきましたものですから、命に関わる病気について、私が信頼する病院であり、医師をご紹介していきたいと思っています。やはり、どんなに優れた医師であっても、得手不得手というのがある。重大な病気に関して、客観的に見て上手な先生であり、病院に赴かれるべきと考えています。手術が無事終わり、その後のケアについては、ご要望がありましたらこちらでしっかりと診てまいりたいと思っています。

診療の際に心掛けていることをお話しください。

よくお話を聞くことですね。何に悩んでおられるのかを聞かさせていただくということ。しかしこれは、性急ではいけません。初めてお会いする方が何もかも打ち明けてくれるとは限らないということです。例えがふさわしいかどうか、レストランと同じではないでしょうか(笑)。最初は力量を見て、美味しかったらもう1回、となる。この世界もまた同じです。最初は比較的容易な病気で来られて、2回、3回となっていくうちにようやく、その方にとって本当に深刻な悩みを打ち明けてくださるようになるのです。 最初からすべてを聞こうというのは難しいし、望むべきでもない。徐々に徐々に親近感を感じていただけるように進めてまいりたいと考えています。

今後力を傾けていきたい診療はございますか?

超音波検査ですね。超音波である程度の範囲の診察が可能になりますので、勉強をさらに重ねていきたいと考えています。たとえば、おなかの病気がそう。それから、首や足の血管のスクリーニング。部位によってまた結果が異なりますから、足の血管までを見て、正確に生活習慣病の把握につとめなければいけません。乳がんもまたしかりです。手術は病院時代にたくさんおこないましたけども、これを把握するにもエコーが活躍します。予防診療を進めていくという意味も含め、超音波検査の診断をきちんとしていきたいと考えています。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

『いしだ内科外科クリニック』では、エビデンスに基づいた医療をおこなってまいります。患者さんに良かれと思った結果という側面もあるのでしょうが、糊を越えたケースも中にはあるようです。患者さんに掛かる負担を過度なものにしないことも併せて考え、医学的根拠に忠実な医療を提供していきたいと考えています。どうぞお気軽にいらしてみてください。私の顔にも慣れていただいたら、ゆっくりとお話を聞かせていただき、じっくりと診させていただければと思っています。

※上記記事は2015.7に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。

いしだ内科外科クリニック 石田 孝雄 院長

いしだ内科外科クリニック TAKAO ISHIDA

いしだ内科外科クリニック 石田 孝雄 院長 TAKAO ISHIDA

  • 出身地: 大阪府
  • 趣味・特技: 音楽鑑賞
  • 好きな本・愛読書: 漢文、歴史関連、中国関連
  • 好きな映画: ヨーロッパ映画 / 鉄道員、眼には眼を
  • 好きな言葉・座右の銘: 敬天愛人
  • 好きな音楽もしくは好きなアーティスト: ジャズ、ロック、クラシック
  • 好きな場所・観光地: 京都

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