戸塚 貴博 代表（美容室アルコバレーノ)のインタビュー

代表が美容師を志したきっかけを教えて下さい。

小学校、中学校ぐらいの頃から髪型に気を遣うような子どもだったんです。それが高じて、中学生の時には知り合いの床屋さんでお手伝いをさせてもらいました。最初は美容や髪の毛に対する興味本位から知り合いにお願いしたんですが、手伝いを始めてからどっぷりとはまってしまいまして（笑）。それでこの道に進もうと考えました。高校時代は美容室でアルバイトをし、卒業後に美容師の専門学校に入って美容師になりました。

代表が美容師になられてから、現在に至る経緯をお聞かせ下さい。

『お世話になっていたインターン先にそのまま就職しまして、三年程経験を積んだ後、海外に飛び出してみました（笑）。カッコつけると「美容の勉強のため」なんですが、人生経験を積みたかったと言いますか、自分が経験していないことを経験してみたい！と、好奇心が出てきてしまったんです。元々サービス業を選んだように、色々な人と出会いたいと思っていたことも理由の一つだったと思います。最初はオーストラリア。就労ビザを取って、向こうで美容師として働けるところを探しました。みつからなくて他の仕事をしたこともありましたが、美容師として働き、二年半程いましたね。その後は知人の紹介でヨーロッパへ渡り、日本へ戻って来た後は再びお世話になっていた美容室に勤めました。書面で見るとカッコ良く見られちゃいそうですが（笑）、色々な経験を積みたかっただけなんですよ。
美容室でしばらくお世話になった後、独立しまして「美容室　アルコバレーノ」を開業しました（2011年10月10日オープン）。

「アルコバレーノ」の特長をお伝え下さい。

美容室と言われればまず技術面ですが、当店は現場経験豊富な30才以上の有資格者で構成しています。担当するスタイリストが一人のお客さまに対して、カウンセリングから仕上げまで担当するという点でも、お客さまにとっても安心材料の一つと思います。使用材料・機材に関しても様々なメーカーから出ているもののテストを行い、最新のメニューや機材だからといってただ単に何でも取り入れるのではなく、メリット、デメリットをきちっと判断した上で取り入れるようも心がけています。
お客さまにご提供するにあたってベストなものを提供したいと考えておりますので偽ったり、メリットにならないような商品は絶対に使用・紹介しないように心掛けています。

またサービス面においては小規模店舗ならではのフットワークの良さをフル活用し、近隣にお住いの方に『 あるといいな 』と思われるサービスを引き続き提供していきたいと考えています。現在もお子さま連れのママさんに好評な個室や、タクシー代わりにお気軽に利用いただける無料送迎サービスなどもありますのでお気軽にお声がけいただければと思います。（無料送迎は日曜を除く9：00～16：00まで）

「アルコバレーノ」の特長的なサービス、「福祉・訪問美容」についてお話し下さい。

大手美容室にいた頃は、来店されていた高齢者さんが体調の都合などでお店に来れなくなっても、ご自宅に伺うことは出来ませんでした。また、私自身、NPOやLLP訪問美容団体さんなどの嘱託という形で一年間ほど一都三県の福祉施設や病院、老人ホームを回り、寝たきりの方の髪を切ったりもしましたが、金銭的にもシビアな世界だったんですね。そこで、もっと良い方法で地域の方の役に立てないかと考えたのが最初でした。「福祉・訪問美容」サービスの内容ですが、美容室へ行くことが困難なお客様を対象に、美容師とヘルパー2級の資格を持つスタッフがお客様のご自宅に伺ってカットを行うサービスです。出張料金は頂かず、ご利用料金も美容室料金と同じ価格で設定させて頂いているんですよ。基本はカットになりますが、パーキングスペースをお借りできる場合は移動機材を持って伺うことができますので、全てのメニュー施術を行うことができます。また介護施設（老人ホーム・デイサービス・病院）などでしたら、複数名のお客様に対応する出張カットも承ります。（複数名の施術料金はご相談ください）
訪問地域や詳しいサービス内容については、ホームページのお客様窓口か、お電話でお問い合わせ頂ければ、詳しくご説明しますので、お気軽にお声がけください。

最後に代表から地域の皆様へメッセージをお願い致します。

これからも、お客様に対して『あるといいな』と思われるサービスを追求し、積極的に取り入れていきたいと考えています。地域密着型個人店ならではのサービスを地域の皆様に継続して提供して行ければと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
その他ご不明な点などありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。

※上記記事は2011.12に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。