今高 美奈子 院長（鍼灸仲町台治療院)のインタビュー

この道を志したきっかけや経緯をお聞かせください。

大学卒業後、就職して会社員として働いていました。ゼミの時の友人が鍼の学校に行くことになり、一緒に行こうよと誘われたんです。最初は乗り気ではなかったのですが、友人にすごく薦められて・・。そんな時、たまたま間違えて親から入学金にぴったりの金額が振り込まれてきたんです（笑）。学校に行けっていう合図のような気がして、とりあえず入学試験を受けてみることにしたんです。するとなんと合格してしまって（笑）。その事を親に話したら、「せっかくだから通ってみたら？」と言ってくれたので、会社員を続けたまま学校に通っていました。
鍼灸、そしてあんま・マッサージ・指圧師の資格も取得し、ヨガも習い始めました。資格取得後は昼間は会社、夜は鍼灸院に勤める生活になったのですが、当時は本当に忙しかったですね。その二年後には鍼灸院の先生から「もう教えることはないし、独立したまえ」と言われまして（笑）。
正直迷いましたが、「ダメだったら、戻ってくればいい」とおっしゃっていただいたので、思い切って開院することにしたんです。色々なご縁で高津区に鍼灸院を開院し、そこで16年半診療していました。

開業にあたり、やっぱり大変なことなどあったのでしょうか？

普通は開業の準備も開業後も大変だと思うのですが、私の場合、本当に不思議なことが多いんです。人との出会いやタイミングがシンクロし、いつもトントン拍子に話が動いていってしまって（笑）。高津区で開業した際にも偶然に偶然が重なることばかりでしたね。広告も出したこともなく、口コミだけで患者さんがくるようになりました。地域柄職人さんの多い、下町気質の強い場所で、地元のネットワークも強かったんです。そういう地元の皆さんに助けられながら和気あいあいと診療をしていました。

治療院を仲町台に移転されましたが、街の印象はどうでしたか？

これも偶然が重なって‥‥。様々な理由で治療院を移転しなければいけないことになったのですが、当時は仲町台のことは、どんなところだかも全く知らなくかったんです。ところがたまたま紹介していただいた物件を見に行こうと初めて仲町台駅に降りた時に、すごく良いエネルギーが流れている場所だと感じたんです。実際に物件を見たら、窓から緑が堪能できて、光が降り注ぐ空間で、本当にすばらしい場所だったので即決しました。
当院は春には窓いっぱいに桜が広がりとてもキレイですし、四季を感じることのできる治療室です。施術だけでなく、心から癒しを味わっていただけると思います。

仲町台治療院ではどういう治療を行っているのですか？

鍼灸だけでなく、気功、ヒーリング治療も行っています。全身の滞りをなくしエネルギーバランスを整えることで、自然治癒能力をあげていく治療方法です。全体のバランスを見ながら、同時に局所も治療していきます。気が滞っているところがスムーズに流れ出すと、ヒーリングの高いエネルギーとエネルギー交換され始めます。何度かエネルギー交換を繰り返すうちに段々と回復していきます。
その他にもフラワーエッセンスセラピーを行っております。フラワーエッセンスとは純粋な湧き水に花のエネルギーを転写して作られた物で、化学要素が何も入っていない自然のものなんです。
フラワーエッセンスのエネルギーが、人間の肉体の外側にあるエネルギーの中枢であるチャクラに働きかけ、癒しを行います。
スコットランドのフィンドホーン財団のフラワーエッセンス処方資格を持ったフラワーエッセンスセラピストがカウンセリング、エネルギーリーティングなど様々な方法を使い、自分自身の問題に気づいていくことをサポートいたします。約50種類以上のエッセンスの中から症状に合わせて調合したフラワーエッセンスを使用していきます。　
“病は気から～”心の平和が健康にもつながっていくという考えのもとに、心と体の両面から治療をさせていただいております。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

『心に届く鍼治療』をモットーにお一人お一人に時十分取り、しっかり施術にあたるようにしております。癒しのエネルギーが溢れる治療室で、ぜひ癒しを味わっていただければと思います。

※上記記事は2009.11に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。