津田眼科クリニック 津田 玄一郎 院長 GENICHIRO TSUDA
埼玉医科大学卒業。昭和大学病院眼科学教室・総合新川橋病院眼科を経て、1997年、麻生区に眼科医院を開院。さらに2001年、『宮前平 津田眼科クリニック』を開院(東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩3分)。
埼玉医科大学卒業。昭和大学病院眼科学教室・総合新川橋病院眼科を経て、1997年、麻生区に眼科医院を開院。さらに2001年、『宮前平 津田眼科クリニック』を開院(東急田園都市線「宮前平駅」より徒歩3分)。
祖父も父もここ川崎で眼科医をしておりました。日々の診療や学校医の仕事を通して地域の皆様のために頑張る後ろ姿を見て、自然に眼科医という道を選んでいました。
宮前平に開院して18年が経ちましたが、住宅地の開発に伴いお若い世帯の方々も増え、幅広い年齢層の患者様にいらしていただいております。お子様の斜視、弱視といった小児眼科、コンタクトレンズや眼鏡の処方、白内障や緑内障や加齢黄斑変性のような年齢に伴っておこる病気、網膜剥離や糖尿病・高血圧による網膜症の治療など、すべての年齢層の患者様にお役に立てるような体制をとっております。
たとえば、小児眼科では、弱視や斜視の検査や訓練を専門とするベテランの視能訓練士が常駐しておりますし、専門の教授が週に一度診察にいらしてくれていますので、必要があれば大学で手術を行うことができます。斜視は眼鏡をかけたり訓練で治る場合もありますし、手術が必要な場合もあります。弱視は視力の発達が途中で止まってしまった状態なのでできる限り早く治療を開始しないと、手遅れになってしまいます。お子様の目つきが気になったり、視力検査で視力が出にくかったら一度御相談ください。
また、白内障の手術では、いかに患者様の目に負担をかけずに手術を行うかということを第一に考え、そのための最新機器を導入しております。目の手術というととても怖いものという印象ですが、準備をしっかりして臨めば10~15分ほどで終わります。個人差はありますが、ほとんど痛みはなく、顕微鏡の光がまぶしいのと目の前で何かが動いているというのがわかる程度のようです。眼帯はせず、ゴーグルのような保護眼鏡をかけてお帰りいただくので、その日からくっきりものが見えてきます。もっと早く手術をすれば良かったとおっしゃる患者様が結構いらっしゃいます。
自覚症状がないままに進行していく病気に緑内障があります。緑内障でさまざまな原因で視神経が障害され、視野が狭くなっています。40歳を過ぎると20人に1人といわれています。ご家族に緑内障の方がいたり、近視が強かったりすると起こりやすいので健診をお勧めします。光干渉断層計(OCT)による検査でスクリーニングが可能です。緑内障にもさまざまな種類があり、進行具合もまちまちなので、お1人お1人にあった治療を考えて行きます。緑内障に関しても、第一人者の先生にご相談して、治療方針の確認、手術が必要な方は大学で手術をお願いするなど、最良の医療を提供できるような環境を整えています。
患者様に全力投球するためにはまず自分が健康で体力がなければならない、ということで、週に4~5回はジムに行ったりランニングしたりしています。トライアスロンやフルマラソンにも挑戦し、昨年10月には横浜マラソンを走りました。時々診療後にクリニックから横浜の自宅まで走って帰りますので、見かけたら声をかけてください(笑)
今後は35年以上続けている学校医や老人施設の訪問診療なども通して、ますます地域に貢献できるよう努力を続けて参ります。
※上記記事は2019年2月に取材したものです。
時間の経過による変化があることをご了承ください。
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