丁 健二 代表（和み堂整骨院)のインタビュー

院長先生がこの道を志したきっかけをお聞かせください。

もう20年ぐらいになりますが、趣味で陶芸をしています。しかし陶芸をするには中腰になったり、窯まで薪を運んだりする事が多く、腰を悪くしてしまったのです。自分自身にも痛みがあったことで、身体のどこが痛くて、どこに触れれば気持ちがよいのかもよくわかっていました。そんな中、自身の治療で接骨院や整形外科に通っているうちに少しずつこの仕事に興味を持つようになったんです。そこで身体の事を学んでいくうちにだんだんとおもしろくなり、また体と精神が密接な関わりがある事にも興味を持つようになりました。
例えば誰でも経験があると思いますが、子供の頃、朝おなかが痛くてたまらないのに学校に休みの電話を入れたとたん痛みがなくなるといったことなどです。
ストレスが痛みとなって表れたり、ストレスを忘れるために痛みが出るのではないかと考えられていますが、そのような事を調べていくうちに本当に奥が深くておもしろいので、これは一生かけて勉強していけるなあと思ったんです（笑）。
開業するにあたって宮崎台を選んだ理由には駅近辺に整骨院が少なかったということですかね。偶然にもよい物件がありましたので、2010年11月に和み堂整骨院を開業することとなりました。

施術の際に心がけていることをお聞かせください。

なんでも押せば反発します。ですから私はあるがままの患者さんの全てを受け入れるように努めています。そのためには患者さんの立場に立ち、患者さんのお話をじっくりとお聞ききし、患者さんの気持ちや痛みを、しっかりと理解し、まずは信頼関係を作ることから始めるようにしています。患者さんが「私に任せておけば大丈夫。」と信頼していただくことで患者さん自身も、治そうという治癒力が高まり、自然といい方向へと向かっていくことが多いんです。
来院されたばかりの患者さんの中には最初緊張もあってか、なかなか本音で話せない方もいらっしゃいます。しかし、症状の事や日常生活のちょっとした悩みなどの相談に乗っていくうちに次第に心も打ち解けていただき、お帰りの際に、「体も心も軽くなったよ」と言ってってくださる方も多々いらっしゃいます。
余談になりますが、インターネットがあまり詳しくないご年配の方のご相談に乗っているうちに、ネットショッピングをして差し上げたりという事もあるんですよ（笑）。

和み堂整骨院はどのような整骨院ですか？

街の健康相談屋さんになりたいと思っています。どこか体に不調を感じたときに「そうだ、まずは和み堂整骨院に相談してみよう」と思っていただけるような整骨院でありたいと思っています。ですから患者さんの症状によっては、病院へ行くようアドバイスもいたします。先日も腰痛で来院された患者さんが施術後あまり変化がないとおっしゃるので、「以前病気にかかられたことはないですか？」とお聞きしたところ、「腎炎にかかったことがある」とおっしゃるので、すぐに病院に行く事をお勧めしたところ腎盂炎のようでした。

話は変わりますが、この間、ご年配の方が「歳を取るとあちらこちらが痛くて度々通わなくてはいけないなぁ」とおっしゃるので「新車は3年で車検ですがクラシックカーは日々メンテナンスをする事でいつまでも快適なドライブができるのですよ」とご説明したら納得していただけました（笑）。
こんな感じで患者さん達との信頼関係も徐々に出来てきて、おかげさまで現在ではクチコミでいらっしゃる患者さんも増えてきました。
そんな患者さん達の期待を裏切らないためにも、私自身、常に研究を怠らず知識の習得は続けたいと思っています。

院長先生の休日の過ごし方をお聞かせください。

ゆったりとした田舎暮らしに憧れて陶芸を始めました。陶芸のいいところは作品作りに没頭出来る事ですね。集中することでストレスの解消になります。今は忙しくてなかなか陶芸も出来ていませんが以前は個展も開いていました。また落ち着いたら再開したいですね。

最後に地域の皆様へメッセージをお願いします。

お身体に何らかの不調を抱えていらっしゃる方達が、気軽にご来院していただける整骨院を目指し、地域の皆様の健康アドバイザーとして信頼に応えられる整骨院となれるよう日々技術の研鑽に励んでおります。患者さんが100人いたら100通りの治療法があります。頭痛や不眠などでお薬に頼っていらっしゃる方でも、一度の施術で楽になる事もありますのでぜひ一度お試しください。また、なかなか治らないとあきらめている痛みや体の動きなどをお持ちの方などもお気軽にご相談にいらしてください。私自身が全て対応させていただきます。

※上記記事は2011.10に取材したものです。
情報時間の経過による変化などがございます事をご了承ください。