もぎ循環器科内科医院 茂木 純一 院長 JUNICHI MOGI
東京都出身。東京慈恵会医科大学出身、同大学循環器内科へ入局後、埼玉県立循環器呼吸器病センター 循環器科医長を経て開業。(東急田園都市線宮崎台駅・宮前平駅より徒歩12分、東急バス宮前平中学校下車徒歩1分)
東京都出身。東京慈恵会医科大学出身、同大学循環器内科へ入局後、埼玉県立循環器呼吸器病センター 循環器科医長を経て開業。(東急田園都市線宮崎台駅・宮前平駅より徒歩12分、東急バス宮前平中学校下車徒歩1分)
私の家系は、祖父が歯科医、父が内科医と代々医者の家系です。だからこそ、自然と自分も医者の道を目指していました。祖父や父の医者という仕事を身近に感じる中で、多くの困っている人の役に立ちたいと思っていたことから、若い人から高齢の方まで診療する内科を選びました。独立して開業してから23年ほどが経ちますが、地元の方にご支持いただき親子代々で診察させている方も多くいらっしゃいます。幅広い年代の多くの方のお役に立ちたいという当初の想いが叶い、嬉しい限りです。
幅広い年齢の患者様を診察していますが、循環器の専門医であることから高齢の方も多く受診していただいています。診察する中で色々とお話を聞くのですが、「もう年だから…」と少し諦めたように話される方がいらっしゃいます。そういった方には、今と昔はまったく違い、年齢でできること、できないことが決まることはないということを伝えさせていただいています。すべてを年齢のせいにしてしまうことは簡単ですが、できることを前提に考えていけば5年後、10年後に目指すものが見えてきます。そのような先々の目指すものを共に考え、毎日を楽しく過ごせるように患者様にエールを送り続けています。
最近よく聞く言葉ですが、「予防医療」についても力をいれています。症状による受診以外にも、生活指導として予防医療についてのお話もさせていただいています。これは年齢を問わずすべての方々に伝えていきたいのですが、病気になってから治すのではなく、病気になってしまう前に未然に防ぐことが重要です。まずは日常生活を見直し、できることから改善することで予防医療につながることが多くあります。また、「運動をしましょう、散歩などでもいいですよ」とお伝えすると「毎日スーパーに買い物に行っているから大丈夫」などのお返事をいただくことがあるのですが、運動には達してないスビードや距離であることがほとんどです(笑)。なので、具体的にどれぐらいのスピードで何キロぐらい歩きましょうなどと、具体的にお伝えするようにしています。また、食事についてのアドバイスや、定量的に運動量を確認するために万歩計の装着を推奨するなど、すぐにできそうなことから提案しています。
患者様から少し前から動悸や息切れを感じていたけれども、少し経つと落ち着くので大丈夫だろうと思い、受診していなかったというような話をよく聞きます。気になったタイミングで早めに受診することで治療期間が短くて済んだり、裏に控える大きな病気を早期発見し大事に至らずに済むケースが多くあります。動悸、息切れは循環器が関わっていることが多いのはよく知られていますが、実はめまいの原因が循環器にあることもあるのです。少しでも気になることがあれば、ご自身で判断なさらずに是非受診してください。
私自身もジムでジョギングをしたり、娘と一緒にK-POPを楽しんだり、大好きな鉄道での旅行を楽しみに日々を過ごしています。未病のための健康維持について自分自身でも色々と行っているので、患者様にもそれぞれの患者様に合わせた具体的な提案ができると思っています。まだまだできることは沢山ありますし、やりたいこともたくさんあると思うのです。年齢を理由に諦めることが増えてきたなと感じている方も、すでに楽しい目標を持ちそれに進んでいる方も、もっともっと健康のためにできることは沢山あります。これからの毎日をより健やかに過ごすためにも、何か気になることがあればお気軽にご相談ください。
※上記記事は2023年5月に取材したものです。
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