とうふ屋うかい 鷺沼店 支配人 鈴木 孝宏 TAKAHIRO SUZUKI
2005年、旅行会社から「株式会社うかい」に入社。「東京 芝 とうふ屋うかい」で15年間経験を積み、2020年「とうふ屋うかい 鷺沼店」の支配人に就任。
2005年、旅行会社から「株式会社うかい」に入社。「東京 芝 とうふ屋うかい」で15年間経験を積み、2020年「とうふ屋うかい 鷺沼店」の支配人に就任。
「とうふ屋 うかい」は、”のれんをくぐれば、そこは江戸”をコンセプトにした東京・神奈川にレストランを展開するうかいグループのとうふ料理店です。私は、2020年に鷺沼店の支配人になりました。
前職は旅行会社に勤務しており、添乗員として修学旅行生の案内をしたり、様々な旅行プランを考えたりしていましたね。「旅行会社の営業が、なぜ飲食店に?」と思われるかもしれませんが、”お客様に感動を与える仕事“という部分では変わらないと思ったんです。お客さまに喜んでもらうことをずっと大切にしてきました。
コロナ禍で平日広間の団体のお客様が激減し、その空いた空間を新しいカタチで活かすために、ダイニング和カフェ「茶寮 春待坂」を2021年6月10日にオープンいたしました。美しい日本庭園を見ながらとうふ屋うかいの味がお手軽に楽しめる「花やぐ小町御膳」をご用意しています。7月中旬からは、焼きたてのふわとろパンケーキを提供するアフタヌーンカフェもスタートする予定です。鷺沼周辺の地元の皆様に愛され続ける進化した店づくりを目指します。
ありがたいことに、鷺沼店は今年で20周年を迎えます。四季折々の景色を楽しめる日本庭園が、お客さまに親しまれてきました。大広間と34室のお座敷が庭園を囲むように建てられており、春には全室から桜をご覧いただけるんですよ。毎年、春と秋にお茶会を開いており、お庭をご覧いただきながら抹茶とスイーツをお召し上がりいただけます。
常連さまのなかには、オープン当初からのお付き合いの方もいらっしゃいます。子どもの頃にいらっしゃた方が今は大人になり、ご自身のお子さまといらっしゃるのです。当店は歓送迎会やお祝い事にもご利用いただくことが多く、人生の節目の出来事とともに思い出して来店くださるようです。当店の理念は「100年続く店づくり」ですから、これからも、お客様に長く愛される店づくりをしていきたいです。
店先のお土産処では、八王子・大和田の銘水、国産の特選大豆、天然にがりで作り上げたとうふを販売しています。定番メニューの「くみ上げとうふ」は、できたてのとうふをザルにあげた、濃厚でコクのある味わい。天然の竹によせた「青竹とうふ」は、なめらかクリーミーな食感で竹のほのかな香りを楽しめます。その他にも、油あげや京がんも、オリジナルの調味料も販売しています。
近年の外出自粛やテレワークで皆さまのおうち時間が増えていることもあり、自宅でとうふ屋うかいの味をご堪能いただけるようなメニューもご用意しています。当店の料理長が考案した2700円のお1人様用の豪華なお弁当や、名物「豆水(とうすい)とうふ」と旬の美味を盛り込んだセットなど、様々なテイクアウトメニューがあります。ホームページからネット注文もできますのでぜひご覧ください。
料理とサービス。そのどちらかが欠けていると良いお店といえません。店内で働く従業員は80名もおり、料理人からサービススタッフ、洗い場のスタッフまで、一人も欠かすことができないチームです。その精度をあげ、チーム一丸となってお店をつくっています。今後も100年続く店づくりを目指し、「おもてなしの心」を大切にしていくことが私の使命です。
※上記記事は2021年6月に取材したものです。
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