加藤 真由美 院長(キッズクリニック鷺沼)のインタビュー

キッズクリニック鷺沼 加藤 真由美 院長

キッズクリニック鷺沼 加藤 真由美 院長 MAYUMI KATO

東海大学医学部を卒業後、大学病院などの小児科に勤務。2021年3月に「キッズクリニック鷺沼」の院長に就任。

高校生の頃、スポーツドクターに出会って

中学、高校では剣道に熱中しており、医者になろうとは思ってもいませんでした。あるとき、ハードな練習を続けた無理がたたり、左膝の靭帯を切ってしまう大怪我をしたんです。しかし、そのときに出会ったスポーツドクターのおかげで、みるみるうちに回復しました。その経験から、「私も先生みたいな医者になりたい」と思うようになったんです。

その後一年間浪人し、東海大学医学部に入り、卒業後は大学付属の研修医として学びました。研修医時代にERに興味を持ち、救急患者の子どもたちを診る機会がありました。 しかし、そこで大人では難しい状況でありながらも息を吹き返す場面に何度も遭遇したんです。心臓が40分も止まっていたのに再び心臓が動き始めた子どもがいて…。そんな姿を目のあたりにして、子どもの生命力にとても感動しました。「未来のある子どもたちのために、私にできることをしよう」と思い、小児科医を目指したのです。

入り口を3つに分けるなど、感染症対策に力を入れる

縁あって、2020年3月に「キッズクリニック鷺沼」の院長としてこの地にまいりました。

院内の内観は、森の中のようなリラックスできる空間をイメージしており、気負わず穏やかな気持ちで過ごしていただけるようにしました。入口には感染症対策を徹底するための工夫を凝らしています。まず、左側の自動ドアに入ると2つの入口があり、一般外来用と予防接種用の待合室へと続いています。そして、右側のドアは完全個室の特別外来用です。発熱や感染症の疑いがあるお子様にはこちらにご案内しますので、気になる症状がありましたら事前にお電話いただければと思います。

診療時間外のお子様の状況を把握する

私の専門は小児呼吸器、喘息です。様々な症状のお子様を診察して思うことは、診療の間は元気なお子様が多いということ。喘息は夕方から翌日の朝にかけてひどくなる場合が多いので、症状を見つけづらいのです。

なので、医師が診療時間外のお子様の様子をしっかり把握することが大切です。夜寝る前に咳が続いていないか、横になると苦しそうにしていないかなど。それこそお父様とお母様にアレルギー歴はないかなど、ご家族のバックグラウンドまで細かくヒアリングさせていただきます。

気軽に話せるママ小児科医として

診療の中で、緊張されている親御様には「気負わなくて大丈夫ですよ」とお伝えするようにしています。親御様にとって、お子様のことは一大事ですよね。だからかもしれませんが、診察室に入った途端頭が真っ白になってしまうお母様もいらっしゃるんです。診察を終えられたあと、「あぁ、これを先生に聞こうと思っていたのに…」と思い出すこともあるのではないでしょうか。

私も2人の子どもを持つ母ですので、子育てでいろんな失敗をしてきました。そんな私だからこそ、親御様の心配やお悩みに寄り添えると思っています。気軽に話せるママ小児科医として、何でも気軽に相談いただける存在でいたいですね。

地域の皆様へ一言

近年では、テレビやインターネットで簡単に情報を得ることができますが、間違っている情報もたくさんあります。それに惑わされてはいけません。テレビでコロナウイルスのニュースを見るたびに不安になっていませんか。ネットで見聞きする情報で、大人だけでなくお子様も不安な気持ちになっているかもしれません。親御様が情報をしっかりと精査することが大切です。迷ったときは医師に相談しましょう。

当クリニックは笑顔のたえないチームワークで、患者様をお迎えしております。予約システムも導入しておりますのでぜひご活用ください。

キッズクリニック鷺沼 加藤 真由美 院長

キッズクリニック鷺沼加藤 真由美 院長 MAYUMI KATO

キッズクリニック鷺沼 加藤 真由美 院長 MAYUMI KATO

  • 出身地: 東京都
  • 趣味: ドライブ、旅行、友達と食事
  • 特技: 剣道3段、サーフィン
  • 好きな場所: 小浜島、ハワイ
  • 好きな映画: 『るろうに剣心』が観たいです!
  • 座右の銘: 人生一度きり

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